はるまきの日々是生活

ばついちアラフィフおばちゃん。ばりばり正社員。生活をダウンシフトして、身軽に気楽に生きていきたく思考錯誤中。安く美味しくご飯が作れるとご機嫌。ほぼ食事記録。たまにつぶやき。

やりたい放題やっちゃえばいいのよ

昨日、カウンセリングで号泣した。

色々細かい事は書けないけど、記憶の隅に追いやっていた子供の頃の事を段々思い出してきた。

そして自分の中に湧いてきた感情が「可哀想」だった。

自分の子供の頃を思うと、可哀想で可哀想でたまらず、もし今自分がそばにいたなら、なんとかして力になってあげたいと思う。

今まで、自分の子供の頃を「可哀想だった」と思う事はなかった。何故か?と考えると、ますます惨めになる気がしたからだ。自分でストップをかけていた。

可哀想だったな、て口にした途端、涙が溢れてとまらなくなった。

もう亡くなった両親や、どこで何をしているか分からない兄達、どうしようもない家族だったのに、どこか自分はまだいい子のふりをして、あの人達にも愛情はあったのだ、でも不器用だっただけ、と思おうとして、幻想にしがみついていた。

でも、そんな事にしてしまったら、可哀想だった子供の頃の自分は救えないと知った。

自分は1人。

守ってくれる家族などいなかった。1人だった。そう思うのは辛いけど、認めるんだ。

だからこそ、自分が自分の味方になってやるんだ。

 

温かい家庭で普通に育つ人、ずるいよ!スタートから違うじゃん!って、泣き笑いしながらカウンセリングの先生に文句を言ってきた。先生に言ってもしょうがないんだけどね。

泣いて泣いて、すごく疲れた。

先生も、疲れた~、て笑ってた。

でも、帰り道、生まれ変わったような気持ちになった。

ずいぶんかかったな、ここまで来るのに。

カウンセリングの最後に「強く優しい人になりたい」と先生に言ったら

「まだそんな事言ってる!やりたい放題やっちゃえばいいのよ!」と言われて笑った。

いい人でなくたって大丈夫、と自分で自分を認めてあげられるようになりたい。

あんな環境でも生き延びてきた自分。

人との出会いにも恵まれたし、自分の底力もあったのだと思う。

 

やりたい放題やっちゃえばいいのよ、と言われた帰り道。とりあえず今欲しいもの、て事で野菜の苗と観葉植物をたくさん買った。ベランダにたくさん並べてご満悦。先生の言うやりたい放題、てこういう意味じゃないよね、て思いつつも、緑いっぱいのベランダで気持ちは満たされた。


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そして晩ご飯も、食べたい欲求に素直に。お寿司とお肉。


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この期に及んで節約根性が出て、半額シール付きのお寿司だったけど、これがすごく美味しかった。産直の中にある魚屋さんのお寿司。寿司2パックと肉で1300円。安く美味しく食べられて幸せ。また食べたくなったら買いに行こう。

 

これからも定期的にカウンセリングに通い、子供の頃の自分と向き合って行くつもりでいる。自分の育て直し。

そして普段も、自分の中からの声に耳を傾けて、叶えられる事は叶えていきたいと思う。

先生は笑ったけど、強く優しい人になりたい。やりたい放題、はちょっと抵抗あるけど、やりたい事はやって行こうと思う。

自分を満たしてあげたら、次は誰かに力を分けてあげられるかもしれないしね。

いつかそうなれる時がきっと来る。

今はそう思う。